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らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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超弩級戦艦 大和  

◆一生作るつもりのなかった戦艦大和の製作日記◆

長いお盆休みのとある日、「避暑を兼ねて映画でも見ようか・・」と思いつき、ミリタリーが好きそうな「アルキメデスの大戦」を鑑賞。

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Ⓒ2019「アルキメデスの大戦」製作委員会
Ⓒ三田紀房/講談社

映画の冒頭シーンは無謀な水上特攻「天一号作戦」で米軍機の猛攻を受けて被弾、転覆しながら爆沈する大和の最期がフルCGで再現された場面だった。

その他の見どころは三段甲板の赤城のチラ見せ、戦艦長門の艦長室の再現ぐらい。舘ひろしの山本五十六は役得だったかと。

大鑑巨砲時代の幻影を追いかける海軍の上層部連中の超弩級戦艦建造計画にストップをかけたまでは良かったが、結局は負け戦になった時に、国民が納得できるよう象徴である大和に沈んでもらう・・・その為に建造するという大義名分に心を動かされて協力する天才数学者という訳の分からない結末。 

娯楽映画として割り切るには、戦艦大和だけで約3,000名の方が戦死しているので、複雑な気持ちである。

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今回購入したプラモはFUJIMI製の大和「終焉型」で1/700。メーカー別で造り比べるのも面白いと思うが。


【戦後になって知られた戦艦大和の存在】

国民のほとんどが戦後生まれとなり、8月15日の終戦記念日は今年で74回目を数えている。

残念な事に、8月15日が終戦記念日だと答えられる人は少なくなっており、戦争の当事国である国民としては恥ずかしい限りというのが現状のようである。

映画の後半で明らかにされる大和の建造費用は137,802,000円で、当時の国家予算の4%に相当する桁外れの国民の血税を注ぎ込んでいる。

米英海軍の主力艦を上回る46センチの三連装の主砲9門を備える戦艦の建造は極秘に進められ、ましてその存在を国民が知る事など無かったし、その竣工は日米開戦の昭和16年12月8日から遅れる事8日目の12月16日であった。

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艦橋構造物を徹底して守る艤装は要塞そのもの。が、対空兵装を強化しても航空機の進化した攻撃には対抗出来なかった。

太平洋戦争では航空機による戦闘が勝敗を決し、艦隊決戦など幻影に過ぎず、連合艦隊の旗艦になろうが46センチ砲の活躍の場など来るはずも無かった。
明治維新から僅か60年で世界最大の戦艦を作った日本だったが、昭和20年4月7日に海上特攻という愚かな決断でその珠玉の宝と約3,000名の尊い命を犠牲にして坊ノ沖に沈めてしまった。

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主砲を装着すると、そのバランスの取れた美しさには改めて感動する。

戦前、戦中における日本国民が誇る戦艦は、世界の戦艦ビック7に数えられた連合艦隊の旗艦「長門」であった。

戦艦大和がその存在価値について日本人に広く認識されるようになったのは最近の事だという。

映画では、「連合艦隊」 「男たちのYAMATO」 「戦艦大和」 「宇宙戦艦ヤマト(劇場版)」  「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」(派生作品)などがあり、そこから広く認識されるようになったらしい。

映画「トラ!トラ!トラ!」でミリタリーに目覚めた小生ではあったが、戦艦大和は「宇宙戦艦ヤマト」で知った・・・(笑)

「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は映画館で何度も見て泣いていた・・・沢田研二の主題歌は今でも十八番である・・(爆)

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英国海軍仕様の金剛型四姉妹の武骨さとは違い、最強の武装をさりげない造形美の一部分とする柔軟な仕様には恐れ入る。


【自分ルールでは生涯作る予定の無かった超弩級戦艦】

ガキの頃に少ない小遣いでかじったミリタリーのプラモ作りのルーツはドイツ軍の戦車がメインだったので、戦艦は何故か1/350のフルハルの米海軍ミズーリだけだった。しかもマブチモーターで水上走行可能仕様・・・(笑)

大人買いが出来るこの歳になって制作した戦艦は、1/350のフルハル三笠、1/700の扶桑、1/700の榛名のみ。

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1/700の戦艦榛名(Hasegawa製)。終焉時のダズル迷彩仕様を再現してみた。

個人的には潜水艦ヲタクなのだが、空母マニアを仮の姿として数多くプラモを作ってはいるものの、戦艦はあまり好きになれず生涯大和は作らないだろうと思っていた。

映画を見て触発された、というのもあるが、いったい艦船モデラーが恋い焦がれる戦艦大和は何なんだ?という疑問もあり「ならば製作してみるか」という単純な動機ではあった。

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46センチ三連装の1番2番の主砲と副砲、背後の艦橋のバランスは日本人の独特な美的センスとしか言いようがない。

だだっ広い駐車場に申し訳程度に対空砲を艤装した航空母艦とは違って、対艦・対空兵装てんこ盛りの艤装の戦艦建造は細かい作業の連続なので結構しんどい。おまけに、大和は船尾に零式水上観測機と零式三座偵察機の格納庫や大型クレーンも備えるのでそこは作ってても何か楽しかった・・(笑)

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零式三座偵察機の風防のスカイブルーはオモチャ感満載になったので、シルバーに塗り替えた・・・(汗)


【ウェザリングの功罪】

大和の船体側面及び甲板はエアスプレーによる塗装、船体上部の構造物及び主砲、船体後部のカタパルトや水上機は筆塗で結構時間をかけて行った。
プラモの世界でも経年劣化や現場での汚れや錆の状況をより現実的に表現する手法として「ウェザリング」という手法があり、特に地上戦を展開する戦車のジオラマでは現実と区別のつかない状況まで進化している。

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ウェザリング後の大和。ピカピカの1年生を経験豊富なベテランに仕上げる魔術なのだが、心情的には切ない。

プロのモデラーの皆さんの作品が掲載される「艦船模型スペシャル」を定期購読しているが、スペシャリストである彼らも「艦船プラモのウェザリング仕様」には様々な意見があるのも事実のようです。

さて、鑑賞にすら耐えられない処女作「戦艦大和」でしたが、世間の皆様に観て頂く事により、「次回はもっといい作品を作ろう!!」という活力に変えるという前向きな思考です・・・(爆)

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いくらなんでも汚し過ぎ・・・と思ったのですが、後の祭りでした・・・。

【戦艦大和 諸元】

公試排水量  69,100t
満載排水量  72,809t
全長       263m
全幅       38.9m
吃水       10.4m
主砲       46センチ×9門
速力       27.46ノット
出力       153,000馬力

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水上特攻として沖縄に向けて出撃し、故郷に残した家族の無事を願い、この国の行く末を案じて大和に乗り勇敢に敵と戦い、祖国に還る事の叶わなかった約三千名の大和の乗組員の皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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Posted on 2019/08/29 Thu. 21:56 [edit]

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戦艦 扶桑  

◆らんまる艦隊の守護神の着工はいつになる?◆

超弩級戦艦といえば大和や武蔵なのだろうが、大正6年に竣工した「扶桑」がイイのである(笑)

扶桑型の戦艦としては姉妹艦である「山城」のほうが知名度があるのだが、ブログの内容とダブり紛らわしいので扶桑になりました。

正直なところでは、プラモ店では山城の在庫切れだっただけである…(爆)

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高さ50mという異様な主艦橋はまさしく「バビルの塔」である。そこが痺れるのである。

三番主砲にカタパルトを付けているのもお洒落なのだ。

「面舵いっぱい」したら転覆しそうな勢いだ・・・・(笑)

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こんな欠陥だらけの戦艦を作った旧日本海軍は素晴らしい。

衝動買いしたまではイイのだが、着工はいつになるのか見当もつかない。

そのうちお披露目出来るといいのだが・・・・・(汗)


Posted on 2012/04/03 Tue. 22:29 [edit]

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戦艦 三笠①  

◆謹賀新年◆

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

旧年中は「らんまる攻城戦記」をご覧いただき感謝感激雨あられでございますw

昨年前半は東信濃、北信濃へ出陣し神出鬼没で荒らし回り(ってか特に目標も定めず・・・笑)、後半は中信濃で各個撃破を開始するも戦線は膠着し泥沼化にて仕方なく越年と相成り申した・・・・(爆)

今年も本末転倒な「プラモ戦記」を織り交ぜつつ進軍して参りますので、なんとかお付き合いの程お願い申し上げます(汗)

戦艦三笠① (2)

某国営放送の「坂の上の雲」が最終回となり、三年間に及ぶ12月の楽しみが消えてしまった(笑)

大晦日に近所のドン・キホーテ&Laoxでブラブラしてるとプラモコーナーの棚に「戦艦三笠」があるではないか!しかも秋山真之のフィギア付きの特別バージョン。

思わず衝動買い…(笑)

年末の掃除も飽きたので、プラモ作り再開。

≪船体製作過程≫

戦艦三笠① (8)

さすがに1/350モデルはでかい。ウォーターラインシリーズと違って喫水線より下も存在する(当たり前だ!)

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マスキングして船体上部を軍艦色で塗装する。

有機溶剤の臭いが部屋に充満する。酔いそうだ・・・、でも嫌いじゃないゾ。

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艦底色を塗ってボディの塗装は一旦終了。

≪甲板塗装編≫

何せデカイので、得意のごまかしは効かないし色ムラにもなり易い。細部は極細筆で慎重に作業。

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モデルはHasegawa製なのだが、背後の設計図は何故かTAMIYAのA-10Aサンダーボルト?

≪煙突≫

三笠は煙突が命だ(爆)

戦艦三笠① (14)
※石油タンクではありません


≪第一工程完了≫

船体に甲板を取り付けると、だいぶサマになってきた。

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戦艦三笠① (18)

ここまでの作業に要した時間3時間。

さて、完成はいつになるやら・・・・。(続く)



Posted on 2012/01/01 Sun. 11:56 [edit]

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地域別攻城戦記

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