らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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小太郎の左腕  

◆謹賀新年◆

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

連日の雪で年末年始の攻城はあきらめました(笑)

休肝日ということもあり本を読んで過ごした昨日ではあります。

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【序章】
少年が、
左構えの銃を手にした瞬間、世界は変わる。
一五五六年。
戦国の大名がいまだ未成熟の時代。
勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、
もはや開戦を避けられない状態にあった。
後に両陣営の命運を握ることになる
その少年・小太郎のことなど、知る由もなかった――。

【所感】

以前に紹介した「のぼうの城」の作者である和田竜の第二弾。
この作者の戦国武士の死生観には共感を覚えます。

最強の鉄砲集団である雑賀衆(さいかしゅう)のDNAを受け継ぐ小太郎を中心に、戸沢家の猛将「林半右衛門(はやしはんえもん)と敵対する児玉家の武辺者「花房喜兵衛(はなぶさきへい)の武士同士(もののふ)の攻防戦で物語が進みます。

「人並みになるとは、人並みの喜びだけではない、悲しみも苦しみも全て引き受けるということだ」

衝撃のラストと読み終えた後の爽快感は、やはり前作と共通する和田竜ならではの世界です。
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Posted on 2010/01/03 Sun. 10:35 [edit]

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城主からのご挨拶

地域別攻城戦記

諸国在住の皆さまのありがたき進言

もののふ入城者数

在城中の「もののふ」

攻城戦記年表

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