らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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布引城(小諸市)  

◆布引山釈尊寺(布引観音)護衛の城◆

城と古戦場のHPで長野県郷土史研究会の機関誌について書かれていたので、お勧め本を含めて早速3冊を取り寄せて熟読。
信州に住みながら郷土史に関する記述書を県外の方に指南いただくとは情けない(笑)

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小林計一郎氏は信州における郷土史研究では第一人者。
第110号の巻頭で「山城考」を書かれているが、この記事は中世城郭愛好者には是非一読をお勧めしたい。

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布引城の所在について初めて知ったのは「続・山城紀行」(清水長久著)。
小諸市にある観光名所の「布引観音」の断崖絶壁上に城があったとは思いもよらなかった。

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↑城跡入り口に残る水堀。城跡は耕作地になりかなり改変されている

望月氏の配下であった布下氏は詰城として布引城を築城し、天文17年(1548)布下仁兵衛が城主の時に武田信玄に攻められ近隣にあった楽厳寺城とともに落城。村上義清を頼り葛尾城へ落ち延びる。
※この時の戦火で布引観音も焼け落ちます

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↑灌漑用の巨大な貯水池。山の上の台地で豊富な水量には驚きます

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村上氏没落後は楽厳寺氏とともに武田氏に降り当地に戻ったというが定かではない。

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ここからは外山城、祢津城、小諸城、大室山城、楽厳寺城が一望できます。

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↑外山城から見た布引城

場所:小諸市大久保堀之内(標高756m 比高差約216m)
攻城日:2009年5月2日
お勧め度:★★☆☆☆
行き方:地図参照
見どころ:水堀、土塁、堀切、外郭(諏訪神社社殿)
※私有地なので迷惑にならないよう注意願います

楽厳寺城、布引観音もセットで観ることをお勧めします。




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Posted on 2010/07/28 Wed. 19:44 [edit]

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