らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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松尾古城(上田市)  

◆山城探訪記の原点◆

思えば中世城郭に興味を持ったのは「真田氏の松尾城はどこにあったのか?」という社長の一言でした。

今から3年前の2007年の大河ドラマは「風林火山」

俳優の佐々木蔵之介演じる真田幸隆は松尾城から砥石城を眺めて攻略法を勘案する場面がありました。

写真⑤
↑松尾古城全景。一段目が本郭、頂上が遠見番所跡。一段目で標高約900m、頂上は1200mあります

松尾城と呼ばれる城は「上田城(尼ヶ淵城)」「真田本城(十林寺城、松尾新城)」「松尾古城(角間の城」が存在します。

ドラマのCGで再現された場面の位置関係で見れば、真田本城でしょうか。

写真⑥
↑地元の案内看板にも「松尾城」

【城の概要】
左側に神川、右側に角間川をはさみ、角間渓谷を超えると上州街道があり交通の要所でもある。真田発祥の地とされ、室町時代には山麓に居館があったも言われる。(日向畑遺跡付近)典型的な中世の山城で中腹に石垣で囲まれた本郭を構え、奥には深さ10mの掘切りで守られている。山の頂上には「遠見番所跡」と呼ばれる見張り郭があり、「のろし」を上げた場所ではないかと言われている。

写真⑧
↑石積みで囲まれた本郭跡

古城という名称は真田本城(真田新城)と区別する為に近年に付けられた名称であり、遺構は戦国時代の後半まで手を加えられているので、この呼び名は不適当かもしれない。

遠景
↑遠見番所の手前の鉄塔付近から望む上田方面

真夏の旧盆に登った城跡から望む風景は、生涯忘れられないワンショットになった。

それから今日に至るまで、3年間で70を超える山城探訪になるとは、この時思いもしなかったのである・・(笑)

場所:上田市真田町長横沢 (角間渓谷入り口)
攻城日:2007年8月15日
お勧め度:★★★★★(五つ星)
見どころ:土塁跡、堀切、石積み、遠見番所手前からの遠望
時間:日向遺跡から本郭まで20分、遠見番所まではそれから20分
注意:かなりの急勾配なので、水分補給は忘れずに。遠見番所への道は獣道なので注意が必要。





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Posted on 2010/07/01 Thu. 23:39 [edit]

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