らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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清滝城(長野市 挫折編)  

◆撤収という苦渋の決断◆

昨日は雨が降り、予定していた奇妙山(清滝城)への攻城戦は延期かと思ったが、朝から快晴の天気だったので予定通り進軍する。

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岩沢公民館を登った先の駐車場。

登り口が分からず、近くの民家の方に親切に教えて頂く。

元猟師という民家の方は懇切丁寧にクマの撃退方法を教えてくれました。

「単独や少数パーティの登山では、クマは自分から逃げるが、20人以上の集団登山の場合は逃げ道が塞がれたと思い逆襲に出て被害に遇うので注意するように」

どう考えてもこの先20名以上の集団登山で登る可能性は皆無に等しいが、ありがたく忠告を頂戴する(笑)

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登山口からみる尼巌山。この天気が急変するとは思いもよらなんだ。

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クマというよりは虎に似ている

登山口から30分ぐらい沢を登り稜線に到達する。

毎度の事だが、こんな山奥に築城するヤツの気がしれない・・・。

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左に進めば尼巌城(あまかざりじょう)、右は奇妙山への分岐。

ここから天気が急変していく。

凄まじい雷鳴とともに周囲が一変し、今にも雨が降り出しそうだ。

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出会いの石から45分で城跡なのだが、ここで判断を強いられる。

○雨具を装備していない
○飲料と飴以外には食物をもっていない
○土砂降りになった時に帰路は川になり降るのが困難

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清滝城の最初の曲輪。高見岩に続く最初の砦。

「ここまで苦労して登って残り30分手前で諦めるのか??」

雷鳴が激しくなり進退の判断が迫る。

「んーん、撤退か・・」

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尼巌城を眼下にして非情の決断は切ない。

無理をして遭難するのは、らんまるの戦法ではないのだ。

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標高1000mで臨む松代の街。

撤収を決断したあとは、迅速な行動が全てなのだ。

一時間30分以上かかった道のりを30分で撤収する。

雷雨との駆け引きに勝利する。登山口に戻ると雹混じりの雨の洗礼を受ける。

実は間一髪の撤退戦だったのだ。

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上信越自動車道の松代PAから望む奇妙山。

費やした時間と体力はいつか取り戻せる。

しかし、その後食べた「せたが屋ラーメン」の酷さは救えない。

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↑1,000円払う価値があるのか疑問だ。

≪清滝城≫

標高1099.5m 比高632.5m
築城年代:南北朝~
築城・居城者:不明
場所:長野市松代町東城
攻城日:2011年4月28日 ※天候悪化により高見岩にて撤収
お勧め度:
見どころ:
その他:登山装備で攻城すべし

Posted on 2011/04/28 Thu. 23:35 [edit]

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