らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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高村番所(麻績村)  

◆大岡への街道を見張った関所跡◆

先日の雪で上田小県地域も久々の積雪となったが、僅か数センチだった。

この程度の雪ならば麻績村への侵攻を再開しても良かろうと思い、修那羅峠を越えて進軍開始。

中信濃といえども麻績村は標高が高いので、峠を越えた先は雪の積もり方が違っていたわけである(汗)

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今回、麻績城の西を守る支城「高城(こうじょう)」攻めの軍を起こし、旧更級郡大岡村(現在は長野市)へ向けて県道12号線を北上する。

県道は除雪してあるのだが、次第に残雪が深くなっていく。

登城口へ通じる脇道は四駆でないと無理なので、県道脇に馬を捨て徒歩で高集落へ向かう。

「この積雪では攻城も難儀しそうじゃのう……」

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攻め口を発見したが、宮坂武男氏によれば途中で道が消えているらしい。
しかもこの雪、斜面では結構深い。

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カモシカの足跡とクーさんらしき足跡が残る登城口。

「ええい、今回は撤収じゃー! 雪の斜面で比高200mは遭難沙汰じゃー!」

いつもの事である・・・(笑)

仕方が無いので、近くにある番所跡を襲撃する事にした(爆)

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≪高村番所≫

この番所は江戸時代に入ってからのものであり、大岡口の関所は古くから桑関にあったという。(この場所から更に街道を1km西側)

物見場所としては視界も悪く道路したの窪地のような場所であるが、高城に偵察兵を置き大手口であるこの場所に番兵を常駐させれば、大岡方面からの敵への備えは充分であろう。

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ひっそり佇む番所跡の標柱。右側が往時の街道だった。

今回攻城戦を断念した高城は麻績城主の服部氏の一族であった高村氏の築城とされるが、定かでは無い。武田氏に降った青柳氏の統治時代は、大岡口を抑える要衝として重視され、その後の天正壬午の乱では上杉vs小笠原の争奪戦でやはり重要視されて改修を重ねた城だという。

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高城遠景。(標高1148.5m) さて再戦はいつになるやら?

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関所のあった桑関集落から大岡口方面を臨む。

≪高村番所≫ (こうむらばんしょ)

標高:930.0m
場所:東筑摩郡麻績村日向
攻城日:2012年1月7日 
お勧め度:★☆☆☆☆☆
見どころ:
参考文献:「図解山城探訪 第五集 松塩筑史料編 宮坂武男著」


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Posted on 2012/01/07 Sat. 16:06 [edit]

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