らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

0522

奔る合戦屋  

◆信州を舞台にした「哄う合戦屋」の続編◆

ブログにリンクさせていただいている武蔵の五遁さんから「哄う合戦屋」の続編が出ているとの情報を得て早速本屋に買いに行きました。

「のぼうの城」の和田竜さんの二番煎じかなあーと思った前作でしたが、主人公の石堂徹の生い立ちを描いた今回の小説はフィクションともノンフィクションとも取れるものの、信濃の戦国時代の背景を再現した秀作です。

奔る合戦屋1

冷静沈着であった主人公が主家の思慮の浅はかさから妻子を失い、妻子と部下の弔い合戦には「死兵」となり阿修羅の如く立ち振る舞い村上家を出奔する過程の描写には、涙腺の脆いお年頃とはいえ、読んでいても溢れる涙を禁じえなかった。

著者の北沢氏は、信濃の戦国武将や信玄に関する膨大な資料を確実に読みしっかりと筋書きを立てている。

歴史に興味がなくとも、是非一読していただきたい歴史小説である。
スポンサーサイト

Posted on 2012/05/22 Tue. 00:00 [edit]

CM: 0
TB: 0

城主からのご挨拶

地域別攻城戦記

諸国在住の皆さまのありがたき進言

もののふ入城者数

在城中の「もののふ」

攻城戦記年表

▲Page top