らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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上杉謙信の飯山防衛に対する執念とは・・・  

◆久しぶりの師匠との北信濃攻城戦記◆

「北緯36度付近の中世城郭」の管理人である「あおれんじゃあ」様は小生の師匠でございます。(ってか、勝手に小生が押し掛けて弟子を名乗っているだけですが)

連休最終日の24日は、師匠をアテンドして小生の推す北信濃飯山地方の4城に攻め入りました。

お尻から圧巻の溜め息がとめどなく流れる秀逸の山城は、その場で卒倒しそうな感動の数々でした。

【富倉城】

越後との国境を通る富倉峠とその間道、集落を守る重要な砦だったと思われます。
行く手を阻む灌木、立木、椿の常緑樹に必死のアタックを敢行するも何が何やら・・・(汗)

富倉城 (13)
ここが主郭と言われても困ります・・(笑)

【山口城】

お屋敷、小城、本城、そして中腹の巨大な横堀から成るこれぞ「戦国の城」というべき臨戦態勢の凄まじい複合城郭。
一粒で四度美味しいが、ここも真面目に修行に挑んだヤツだけが見られる遺構というものが存在する。

山口城のお屋敷 (6)
お屋敷に接続する馬場跡。

山口城の本城 (44)
独立峰なので、それぞれの尾根を調べるのは大変な作業でございました。

山口城の巨大二重横堀群 (1)
山腹に眠る巨大な二重横堀。いったい何を意図して何のために築かれたのか謎である。

山口城の小城 (19)
もはや「小城」ではなく、三重の凄まじい長大な堀切を備える小城は本城を凌ぐ傑作で鉄壁の要塞であろう。

【中条城・累城】(ちゅうじょうじょう・かさねじょう)

仙当城(せっとじょう)を彷彿とさせる巨大な堀切、二重堀切の間にある堡塁は圧巻で、甲越戦争において謙信から飯山城死守を命じられた前線の将兵の決意を表現している。
城域入口の城守りの今清水様に貴重なお話を伺い、お土産まで頂戴してしまいました・・(汗)

中城城・累城(飯山市) (40)
師匠の「あおれんじゃあ」様が立つのは巨大な箱掘りの堀底。その先は壁(へき)を伴う巨大な堡塁である。

中城城・累城(飯山市) (56)
中条城の主郭。腰までの高さのある笹藪に恐れおののく。



「飯山地方の城は、甲越紛争の緊迫感そのものである」

二年ぶりの師匠との共同戦線であったが、青二才の小生が師匠から学ぶべき事は多く、免許皆伝には程遠いなあーと思いました・・・(汗)

記事のアップは来年になるかしら・・・(笑)



Posted on 2014/11/24 Mon. 22:31 [edit]

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