らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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スマホがもたらす山城踏査の革命  

◆国土地理院の地図を持参したのに、道に迷って泣いたのは遠い昔話◆

険しき信州の山城を巡る為の三種の神器といえば、
①コンパス(方位磁石)
②国土地理院の1/25000の地図
③高度計
が定番であり、いずれも絶対に欠かせない道具であった。特に地図は遭難を回避するためのアイテムなのだが、コンパスを使って自分の現在位置を掌握する技術は難易度が高く、景色の見えない雑木林や藪に迷い込む我々にとっては、恐ろしく使えないものであった。

高梨領南側の城砦
国土地理院の地図は地形と等高線が読める事が前提である。

数年前にSONYがアウトドア用のナビで国土地理院の地図が表示される製品を発表したが、一年も持たずに案の定販売中止という体たらく(汗)だった。

「ガーミンのGPSナビは?」とよく言われるが、登山家ではないし、価格も結構な値段なのでそこまで投資するのもどうかと腰が引けていた・・・(汗)

で、進化し続けるスマホのアプリから救世主「やまログ」が登場した。これは凄い!

やまログ①

何が凄いって?

山岳地図では絶対的な精度を誇る国土地理院の地図がスマホでナビ表示され、ログ(航跡)表示が可能なのだ。
遭難の原因は、自分の来た道すら分からなくなる事であるが、これがあれば戻れるのだ。しかし人生は戻れない(笑)

yama (3)
下衆(ゲス)な下段の広告は無料アプリなので仕方ないが、国土地理院の地図で自分の位置が確認出来るのは素晴らしい。

先日、長野市の北郷本城で試験使用しましたがバッチリ結果オーライでした。これはもう手放せないアプリでしょうネ。

yama (6)
設定も色々出来るようです。事前に地図をダウンロードしてキャッシュしておくことも出来るので便利ですね。

とはいえ、常時ONにしているとスマホのバッテリーの消費が気になるので、長時間の攻城戦においては充電対策が必要であろう。遭難防止の為の文明の利器が、電池切れにより遭難者を出す事は致命傷になる。

残念ながらandroid用のアプリは出ていないようだが、アイフォーンユーザー向けの無料のアプリなので、山岳部の皆さんはもちろん、山城調査隊の皆さんも、ダウンロードは必須であると思われる。

yama (2)
志賀城の麓の雲興寺から見た五本松城。地図携行なら場所を迷う事は無いが未確認生物の生体反応には注意すべし。

城巡りも随分と便利になったものである。しかし身の程の体力をわきまえ、余裕を持った行動計画が肝要であろう。

日没後の暗闇ではスマホなど何の役にも立たずにサバイバルゲームとなる可能性があるのでご用心下され・・・



Posted on 2014/11/19 Wed. 21:49 [edit]

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