らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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「甲信越の名城を歩く 山梨編」 (2016年 吉川弘文館)  

◆武田家そして真田家研究者の第一人者である平山優氏と山梨の中世城郭の第一人者である山下孝司氏の共著◆

先日、上田市にある老舗の書店「平林堂書店」(へいりんどうしょてん)から「注文された書籍が届いておりますので、お越しください」との電話がかかってきた。

「さて、何の本だろう?」 定期購読など依頼した記憶などないので、本の名を確認したら合点がいった・・・(笑)

その本の名は、「甲信越の名城を歩く 山梨編」。(吉川弘文館 税込2,700円)

以前に、「甲信越の名城を歩く 新潟編」はここの専務が高校時代の同級生なので、ここを通して購入したのだった。

続編を定期注文していたとは、「さすが、転んでもただでは起きない商売人だけのことはある」・・・・(笑)

山梨① 001

残念ながら、仕事が多忙でパラパラとめくった程度であるが、真田氏・武田氏研究の第一人者である平山先生が推薦する甲斐(山梨県)の山城と城館であれば間違いはないと信用しておる次第・・・。

小生もまだまだ甲斐の山城探訪は序の口なので、この蔵書を片手に来年あたりは本格的に調査に訪れたいと思う。

皆様も是非、信玄時代の強固な山城、そして信長亡き後の天正壬午の乱で徳川VS北条の争奪戦が繰り広げられた山梨の峡北の臨戦態勢に置かれた山城を、この本片手に訪れていただきたいと、心から願う次第であります・・。

山梨② 001

◆甲府城◆ (舞鶴城)

浅野長政・幸長により築城された甲府城は、徳川方をけん制するために築かれた堅固な城である。

CIMG2798.jpg
甲府城の天主櫓跡。

【新府城】

詳細は小生のブログの「新府城2」を参照願います。
勝頼が命運を賭けて築城した城の末路は哀れでしたが、天正壬午の乱でその立地条件の凄さは徳川により立証されました。

新府城②(韮崎市) (91)
新府城の三日月堀。


【谷戸城】

国指定の史蹟跡。保存状態も良く隅から隅まで見て歩く事をお勧めするが、最低3時間は必要かと・・・(汗)
まあ、ここも事前学習が必要な方は、「谷戸城跡」をご参照ください。

谷戸城(北杜市) (25)
土塁の内側を廻る変則的な堀切も特徴かと・・・(汗)

【岩殿城】

甲州征伐で勝頼が進退極まった時に、小山田信茂の意見を入れて岩殿城へ落ち延びる策を採用し、小山田の裏切りに遭い天目山で非業の死を遂げたのはご存知の通りである。
が、岩殿城は武田氏直轄の城だったというのが近年の定説で、小山田の承諾など不要だったと思われ、入城できなかったのは小山田氏の領土が戦場となるのを避けた為と考えられている。

岩殿城 (65)
岩殿城の遠景。

ほんの数城のみ掲載しましたが、さあ、貴方もこの本を携えて、甲斐の国を訪れてみませんか?






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Posted on 2016/10/19 Wed. 22:15 [edit]

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