らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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もうすぐ年内の信濃の山城は店じまいですよ!  

◆例年より早い冬将軍の奇襲攻撃にてんてこ舞いの日々◆

先週の11月24日の事前の長野県内の天気予報は、どこもかしこも「雪マーク」だった。

例年通りなら12月中旬くらいに夏タイヤ⇒冬タイヤに交換するのが慣例なのだが、「虫の知らせ」もあり、前日の23日の祝日に総員に登城命令を発令し一族郎党の車両の冬タイヤへの交換を終えた。

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オールシーズンタイヤといえども雪には無力です。昨年購入した油圧ジャッキは重宝してますw

小生の装甲車(笑)のタイヤは175/80R16というジムニー専用の特殊サイズなので、冬タイヤも夏タイヤもお値段が高い。
1台分のタイヤ購入価格で通常の軽自動車のタイヤ2台分が買える・・・(汗) なので財務省は「オカンムリ」な訳です・・(笑)

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ナットを締め過ぎないように適切なトルクで増し締めするのはプロの技です。

冬タイヤへの交換を終えた翌日の24日、天気予報が的中し11月の降雪としては記録的な降雪となった。
おかげで、普段は15分程度の通勤時間が90分となり閉口した。こんな日にノーマルタイヤで走る犯罪者には怒りの鉄槌を!(怒)

26日には武蔵国からの客人を案内して北信濃の山城を巡る予定でしたが、思わぬ降雪で滑落の危険もありやむを得ず中止の判断をするに至った。

信濃先方衆のスローガンは「安全は全てに優先する」  (どっかの土建屋さんも同じだったような・・・汗)

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富士見城周辺から見た25日(金)の小諸市内。晴天でも気温が低く雪は融ける気配など無かった。

週末は、先週の今原古城攻めでついにご臨終を迎えたゴム長(スパイクピン付き)を買い替えにホームセンターに行った。

普通の長靴よりはチョッと高めの3,000円程度なのだが、このゴム長は信濃の山城攻めには絶大な効果を発揮する優れた装備品だ。落葉の堆積する不整地や雨上がりのぬかった登山道、浅瀬の渡河、地面の見えない藪漕ぎなどにおいては登山靴を遥かに凌ぐ走破性があり、蛇や害虫から身体の膝下を守る高い防御力は登山靴のレインカバーの比ではない。

過酷な直登を日常茶飯事とする山城ツアラー必携の装備品としてお薦めしておきたい。

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但し冬場の防寒装備はないので、厚手の靴下等による保温対策は忘れないで欲しい。

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ピン付きの底部。山林や不整地では無敵だが、鉄板路面やコンビニの床では滑るので転倒には充分注意して欲しい。


【未公開の長城】

せっかくゴム長を新調したので、懸案だった真田氏関連の長城塁壁の調査に出掛けた。

ここは宮坂武男氏の「信濃の山城と館」にも掲載されていない幻の山城だが、一部のマニアのみが認知している程度である。

小生も数年前に師匠のあおれんじゃあ様に教えて頂き、場所を特定しようと悪戦苦闘して遭難しそうになった苦い記憶がある。

小生が尊敬する「お城ジオラマ復元堂 城郭復元マイスター」の二宮博志氏が最近出版した本に偶然それを見つけたのである。

チョッと出掛けてみますか・・・(笑)

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林道脇から撮影した長城の塁壁と櫓台。存在感がハンパない。

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この林道の奥に長城に通じるかつての古道があるという。

林道を辿るのは四駆のジムニーなので問題ないが、この積雪と身の丈ほどもある熊笹藪では恐らく城の踏査は無理であろう。

「春まで待つのか?・・・・・・」  とりあえずこの日は撤収。

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結構な長さの土塁が続いているので、古道を封鎖する砦であったことが確認出来る。

この長城は、天正壬午の乱に際して、真田と上杉に軍事的緊張が走った際に、真田に関わる者が往還道沿いに新たに構築或いは元々あった物見砦を強固に改修したものだと推定されている。

そう、真田昌幸も北条氏の御坂城と同じ発想で峠を守る長城を築城していたのである。さすがパパ幸、凄いゾ!!。

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さすがにこの積雪と熊笹を突入する勇気はありません・・・(汗)

雪が消えるのであれば年内になんとか第一回目の調査をしてみたいと密かに思うておりまする。

クーさんも隠れていそうな場所なので、チョッと心配・・・・・(笑)

またそのうちにレポートでも。
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Posted on 2016/11/30 Wed. 21:26 [edit]

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