らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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美濃国の境目の城 弾丸ツアー  

◆石垣の城の美しさを再認識した田舎先方衆の無謀な旅◆

「高石垣の上に建てられた白壁の塔層建築物に魅せられて・・」

中世城郭ファンのほとんどの方は、近世城郭の趣味からある日突然に「土の城スイッチ」が無造作に入り転じたものだと推定されます。残念ながら、きわめて明確で明朗な基礎を含めた建築工作物の趣味が、不完全で曖昧な土木工事の趣味へと移行するのかそのメカニズムは明らかになっておりません・・・・(汗)

そんな過程で土の城に魅せられた我ら信濃先方衆ですが、「石垣の城を愛でる」という原点回帰の弾丸ツアーを実施しました・・(笑)

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美濃を代表する美しい石垣の要塞「苗木城」。

【何故弾丸ツアーになったのか?】

5年もコンビ組んでる信濃先方衆ではあるが、納涼会を一度もやったことが無いので、この夏は泊りがけで開催しましょうという話になり、塩尻市の「信州健康ランド」で予約。温泉に浸って飲み会だけってのもアホらしいので、当日何処か城攻めしますか、という話になった。高速道移動で行けて18:00までには帰還出来る遠征場所ということで、奥三河か美濃が候補となり、最終的には美濃となった。

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十年ぶりの岩村城。相方の「ていぴすさん」が未訪との事でリストに加わった。

美濃といっても広く、候補としては信長公入城450年祭りと山麓居館跡の発掘調査を行っている「岐阜城」、先日の大雨で天主の鯱が落下して破損した状態が今しか見れない「犬山城」、小生のハンドルネームのルーツである森一族の「兼山城」、城館一体型で遠山の金さんヨロシク「明智城」、美濃に来たらここは外せないと評判の「苗木城」、織田軍の岩村城攻めの前線基地「小里城」。

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恒ちゃん(池田恒興)が設計・普請したという未完の不等辺五角形の小里城山城天守台。未完のままで放置され現在に至る。

最近ブロ友として友好条約を締結した美濃国在住のお城ブロガー「久太郎の戦国城めぐり」の管理人である久太郎様にアドバイスを求めたところ、苗木城を起点とした場合、移動距離と時間に難があり、特に岐阜城、犬山城、兼山城は再考を要し、明智城はこの時期は藪に覆われているので外すのが賢明との回答でした。

そこで、我ら信濃先方衆、弾丸ツアーの行く先として検討に検討を重ねた結果、「苗木城」⇒「岩村城」⇒「小里新城」⇒「小里城」⇒「小里城山城」⇒「鶴ヶ城」⇒「信州健康ランド」と相成りました・・・(笑)

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小里城の麓の居館跡の重厚な虎口。

準備万端で意気揚々と出掛けた当日、朝8:30には苗木城に到着。そこまでは良かったのだが、あまりの素晴らしさに感動してしまい、城域を端から端まで十分に堪能した挙句に歴史資料館まで見学するという暴挙に出て11:00まで滞在。次の岩村城も中世の山城の遺構を探索し資料館まで見てしまい昼飯食べたら14:30という有り様。小里城山城は比高約180mをイッキに登り16:00に離脱して宴会場の信州健康ランドへリターンし18:00には現地着。

「何やってんだ、俺たち・・・・」(笑)

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まあ、時にはスケジュール通り行かない事もあるさ、と乾杯!(爆)

次の日は予定してなかったのですが、せっかくなので近世城郭続きの縁で松本城へ。外堀の発掘調査現場も見学しました。で、何年かぶりで天主閣まで登りましたよ。

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改めて真面目に見ると、松本城の連立天主閣の美しさには脱帽ですw

最初に飲み会ありきという設定だったので、美濃国への遠征はかなり無理がありましたが、久々の石垣の城には感嘆しきり。
石垣に魅せられなければ、土の城への切替スイッチONも無かったんだろうな・・なんて改めて思います。

分かっていてもスタンプラリーが出来ない体質の信濃先方衆・・・・それはそれで妙に納得しておりますw

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苗木城の天主台から見下ろした大矢倉。城フリークにしか理解できない言葉にならない造形美がそこにありました。

今回の訪問先が記事になるのはいつでしょうか?お約束など出来るものではございません・・・(笑)

Posted on 2017/08/12 Sat. 23:03 [edit]

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