らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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跡部城(上田市)  

◆鉄塔付近の見張砦◆

上田周辺の山城には何故か鉄塔が刺さっているケースが多い。

しかも中部電力ではなく、いずれも今をトキメク東京電力の鉄塔だ。

和合城、ケムリの城、小泉上の城、須々貴城、そして今回の跡部城。

「♪何でだろう~ 何でだろう~♪ な・な・な・な・何でだろう・・・」(古くてスミマセン 笑)

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跡部城入口の秘密通路(?)鉄塔NO123の黄色の看板が目印。

この地域に勢力を持つ室賀氏が里への入口の監視目的で作ったのであろう。

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登り口にある虚空蔵尊。今では訪れる人もいないようだ。

お堂の裏を尾根伝いに登るのだが、かなりキツイ。

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No123の鉄塔。こんな急斜面に作るのは築城よりも大変だったと思う。

鉄塔の北側に2つの連続する曲輪が確認出来る。

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長方形の二の曲輪。

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かなり埋もれているが、僅かに堀切の跡が確認出来る。

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主郭から街道を眺めるが景色は良くない。

笹洞城や竹把城のような遺構を期待したのだが、物見小屋なのでこの程度だったのはチト淋しい・・。

鉄塔の手前の急坂では視界が良好なので、当時は砦から以下のような風景が見れたのだと思われる。

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5倍ズームで。

上田原合戦では、村上方として参戦した室賀氏。村上連合軍が室賀峠を越えて須々貴山山麓に向かう行軍を、この砦も見守ったのかもしれない。

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筆ペンで描けばイイってもんじゃないゾ!ヘタクソ!(笑)

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跡部城全景。

≪跡部城≫ (御屋敷城)

標高628m 比高110m 
築城年代:不明
築城・居住者:室賀氏
場所:上田市下室賀上手組
攻城日:2011年6月5日 
お勧め度:★★☆☆☆
所要時間:10分
見どころ:二つの曲輪
その他:笹洞城、竹把城とセットでお勧め。


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Posted on 2011/06/11 Sat. 21:41 [edit]

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コメント

NoTitle

連コメ、失礼します。

懐かしいですね室賀の里。

わたしは城攻めで2回お邪魔しましたね。

跡部城のあの切通しのような登山道の入口。そこに行くまでの車道に隣接する民家。あんな所に永住したいですね。

なんと魅力的な場所なのでしょうか。
(一族両棟には理解する人間は皆無ですが)

いい思い出を回顧させる記事、ありがとうございました。

まさはれ #- | URL | 2011/06/12 00:05 * edit *

Re: まさはれさんへ

確かに山に囲まれた隠れ里のような雰囲気のある場所ですね。
平成の大合併で由緒ある村や町の名が消えていくのは淋しい限りです。
上田の四季おりおりの景色や雰囲気が好きになり、この地に越してこられる方も多いと聞きます。
地元にいると感覚がマヒしていますが・・・・(笑)

らんまる #- | URL | 2011/06/12 07:45 * edit *
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