らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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のぼうの城  

◆石田三成二万の軍勢にたった二千で立ち向かった男が、いた◆

~2009年本屋大賞第2位受賞作~

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時代・歴史小説って覚悟を決めて読まなきゃいけないような気がしますが、この小説は時間を忘れてイッキに読めるお勧めの作品です。

あらすじ:
時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
■豊臣秀吉の北条攻めで唯一落城しなかった城の物語■

武州・忍城は現在の埼玉県行田市にあります。

忍城・松山城 033
↑忍城跡。浮城と呼ばれた戦国時代の面影は全くありません。残念。

天下統一の最後の仕上げで北条攻めを決意した豊臣軍は、東海道と中山道を2軍に分けて進軍し、圧倒的な兵力で小田原を取り囲みます。

後北条氏の支城だった松井田城、館林城(群馬県)、鉢形城、松山城(埼玉県)、八王子城は前田利家、上杉景勝、真田昌幸ら中山道を進んでくる豊臣軍の前にあっけなく落城もしくは開城を余儀なくされます。

小田原城を取り囲んで余裕の秀吉は未だ目立った武功の無い石田三成に二万の軍勢を預けて忍城攻めを命じます。

日本三大水攻めの一つに数えられ、十倍の敵に囲まれた無名の城が何故落城しなかったのか?

「のぼうの城」  (作者:和田 竜  小学館 1,575円)

読み終わった後の爽快感を是非あなたも味わってください!

先日訪問した忍城については、次の機会に掲載しますので、お楽しみに~。
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Posted on 2009/07/26 Sun. 15:49 [edit]

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