らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

0719

黒丸城(青木村)  

◆宮坂武男先生お勧めの山城◆

今月4日に挑戦して敗退したリベンジマッチ(笑)

マップとコンパスを持参し、この付近の農家の方に再度道を聞いて尾根伝いに登る。

やはり見つからず地図上の等高線で「らしき場所」へ向けて無駄な努力。気温30度では体力の消耗が酷い。

前回もそうだったが、この地区の方々の指す「城山」とは「飯縄山」だと気がつく・・。

諦めて、林道を管社方面へ下る途中左側の脇に堀切らしきものを発見!

kuro01.jpg

この裏側に堀切があるのか??

kuro02.jpg

おお、思った通りの見事な大堀切!!

kuro03.jpg

はやる心を抑えて整備された脇の間道を抜けると、ホントに感動ものでした。

【黒丸城】
別名:朝倉但馬守城、城山 (青木村指定村跡)
築城年代:不明 城主:朝倉氏
現地案内板:主郭の背後を大堀切で断ち切り、尾根に沿って階段状に並べる郭の配置は戦国時代の典型的な築城方法である・・・etc

朝倉氏の出自とその後については小県郡誌にも詳細な記述は無いようで謎が残る。約1㎞先の尾根には二場城(せいばじょう)があり、黒丸城の支城とされる。
いずれにしてもこの地域に勢力をもった権力者だったと推定される。

kuro04.jpg
↑現地説明板

大変きれいに整備されていて、村役場や地元の方には感謝です。

kuro05.jpg

で、ここの城のロケーションは素晴らしく、青柳城を想い出します。

kuro08.jpg

本郭の頂上には祠があり背後は深い堀切で防御され、かなりの広さがあります。

kuro06.jpg

尾根の両脇は天然の堀切なので、竪掘りは不要と思われます。

kuro09.jpg
↑二の郭の広さも相当なもの

kuro10.jpg
↑切通しで三の郭を仕切る。

帰り道はこの城の大手道と思われる尾根を伝って下る。途中から藪になって道が不明になるが無事生還。

せっかくの名城なのだから、真田町の山城のように登山道も整備したら訪城する人も多くなりもっと知ってもらえるのではないだろうか。

宮坂先生の推薦する山城・・・中世城郭のマニアだけでも相当数いると思うのですが・・・(笑)

kuro11.jpg

場所:小県郡青木村当郷東寺村(標高734m 比高差180m)
攻城日:2010年7月19日
お勧め度:★★★★★(満点)
行き方:当郷地区の神社から寺村に入り尾根伝いに直登して林道へ出て、左へひたすら500mぐらい下る。
または菅社地区から林道で飯縄山を目指す方法もある。(ジムニーならOKかも)
見どころ:大堀切、連続郭、パノラマビュー








スポンサーサイト

Posted on 2010/07/19 Mon. 19:53 [edit]

CM: 2
TB: 0

« 米山城追手門  |  吉澤城(上田市) »

コメント

リンクの報告

城と古戦場の管理人です。
貴ブログは以前より拝見しておりました。
特に長野の山城の記事を楽しく拝見しております。私は子供が小さいため、しばらく長野には行けていません。
黒丸城も山麓までは行ったのですが、登山道を発見できず敗退したことがあります。よさそうな山城ですね。
ところで、うちのサイトをリンクしてくださっているのに気付き、遅ればせながら相互リンクさせていただきました。ありがとうございます。
これからも貴重な訪問記を楽しみしております。

マサハレ #- | URL | 2010/07/20 21:34 * edit *

Re: マサハレ様へ

小生の取るに足らないブログをリンクしていただき本当にありがとうございました。
今日だけで28人もの方が訪れて下さいました。
らんまると同じ趣味を持つ方が全国にいらっしゃるので、心強い限りですw。
早速、長野県郷土資料研究会のバックナンバーを取り寄せて読みました。
記事にあった旭山城、葛山城、大峰城も最近攻めた場所です。
何時間もかけて長野県にお越しいただく愛好家の道しるべになれるように、何とか更新出来るよう頑張ってみます。色々とアドバイスしていただければ幸いです。今後とも宜しくお願いします。

らんまる #- | URL | 2010/07/21 23:33 * edit *
コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://ranmaru99.blog83.fc2.com/tb.php/46-836be55c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

城主からのご挨拶

地域別攻城戦記

諸国在住の皆さまのありがたき進言

もののふ入城者数

在城中の「もののふ」

攻城戦記年表

▲Page top