らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

0818

東沢城/丸山(小諸市甲)  

◆二枚抜きは禁じ手なのだが・・◆

一城(または館)一記事と決めて掲載してきた。

その前提はまともに調査する事なのだが、中には諸般の事情や、藪茫々で取材すら出来ない場所もある。

今回は二枚抜きの禁じ手を使うがご容赦願いたい・・・(汗)

宇当坂館周辺地図

【丸山】

松井愛宕山城と同じく、宇当坂の館(御所平)の背後の物見の一つだろう。

城主城歴は不明だが、描いて字のごとくの小山で往時は展望がかなり良かったと思われる。

酷い藪に覆われていて、何が出るか分からないので突入を断念した。蛇は嫌いである・・(笑)

丸山(小諸市) (1)北側から見た丸山。突入前にヤメた(汗)

丸山(小諸市) (2)高津屋城との関連も不明だ。

丸山(小諸市) (3)富士見城も視野に入るが、丸山よりもかなり後の時代の築城なので繋がりは薄いかもしれない。


【東沢城】

以前に「ご神水」に関わる件で全国紙に掲載された大和神社の上の丘陵の山でに位置する。

現在、個人の住宅の裏山ということで立ち入り禁止。

全山耕作で改変されてしまったらしいが、展望は良好らしい。

東沢城(小諸市) (2)尾根の分岐点。ここから先に見張り台の先端があるのだが、侵入禁止だ。

東沢城(小諸市) (8)山麓の私有地。嘗ては庭園があったという。


大井宗家滅亡から派生した弱小の小諸大井氏が、物見城三箇所(長張城を入れれば四箇所)と詰めの城である高津屋城を維持できたのか?という疑問が沸く。

逃げ込み城にしては目立ちすぎるしキャパも狭いので、やはり物見のたぐいであろう。

武田領有時代に活用されたのは松井愛宕山城ぐらいで、あとは放置されたのかもしれない。

東沢城(小諸市) (13)

≪丸山/東沢城≫ (まるやま/ひがしさわじょう)

標高:846.0m(丸山) 794.0m(東沢城) 
築城年代:不明
築城・居住者:不明
場所:小諸市甲
攻城日:2013年7月15日 
お勧め度:★☆☆☆☆
城跡までの所要時間:0分 駐車場:路駐
見どころ:-
注意事項:-
参考文献:「信濃の山城と館①佐久編 宮坂武男著」
付近の城址:松井愛宕山城、高津城、宇当坂の館など

東沢城・丸山見取図①

丸山城↓



東沢城↓




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Posted on 2013/08/18 Sun. 20:41 [edit]

CM: 6
TB: 0

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コメント

連日のアップお疲れ様です。

らんまる様 お邪魔させて頂きます。

 高津屋城は10年ほど前に訪問し、とても居心地の悪い空間だったことを
覚えております。第六感が「ここに長居してはいけない」と・・・

 富士見城は、破壊された部分と、残った部分の対比が面白かったです。

 この2城の周囲に城があるのは知らなかったです。

 らんまるさんの記事をもとに、今後、踏査して参ろうと思います。

 さて、この夏に訪問した秋田県鹿角市は城郭研究にとって取り扱いが難し
い地域です。

 10万石にも満たないコメの極貧地域なのに、60以上の城館がひしめき、
その三分の一の城館は、学校が3っつも入る様な、大名クラスの城域を誇っ
ています。

 しかも、堀幅20メートルは当たり前! 堀幅60メートルの城館もあります。

 本当に不思議です。突然変異としか説明がつかない・・・

 千見ツアーの際に、迷惑を顧みず、熱弁させて頂こうかと・・・

武蔵の五遁 #- | URL | 2013/08/19 21:13 * edit *

Re:武蔵の五遁様へ

連日掲載などという不慣れな事をすると記事が雑になり、何を申し上げたいのかさっぱり分からなくなります。
お盆も終わったので、ペース配分はいつも通りになる予定です・・(笑)

そうですか、秋田の城郭はそんなにデカイのですか。
千見城ツアーの前の晩から泊まり込みで武勇伝を語って頂いた方が良いかもしれませんよ。

小生も昨日は軽井沢町の隣の御代田町を彷徨っていましたが、この辺りも意味も無くデカイ郭仕様の居館城ばかりで周回するだけで閉口しました・・(汗)
実戦を想定した作りではなく、単純に規模のデカさを誇るのが流行だったのでしょうか?
貴殿の「青年の主張」大会、楽しみにしております。

らんまる #- | URL | 2013/08/19 21:39 * edit *

こんばんは

初めまして。

佐久に住んでおります。
攻城戦記、とても面白く読ませていただきました。

まだまだじっくり読みたいので、リンクを貼らせていただいても宜しいでしょうか。
よろしくお願い致します。

万見仙千代 #- | URL | 2013/10/30 20:58 * edit *

Re:万見仙千代様へ

コメントありがとうございます。
信長公に仕えた小姓の名をハンドルネームとするあたりは、戦国の世の習いを宿命とする方でございましょうか・・。

リンクの件、確かに承ってございます。
常人の軌道に外れるブログが貴殿のお役に立てるとは思えませんが、お心のままの処遇かと。

更新は不定期ですが、小生が存命する限りは何とか継続するつもりですが・・・(笑)

らんまる #- | URL | 2013/10/30 21:49 * edit *

ありがとうございます!
早速、貼らせていただきました。

信長公は私の憧れでございます。

こちらのブログを参考にさせていただいて、私も城跡探訪に出かけたいものだと思っております。

万見仙千代 #- | URL | 2013/10/30 22:03 * edit *

Re:万見仙千代様へ

恐悦至極でございますw
訪れてみたい城があれば、都合が付く範囲でご案内致しますので遠慮なくお申し付け下さい。
せっかくの御縁ですので、小生のブログにもリンクに追加させていただきました。ご了承下さい。

らんまる #- | URL | 2013/10/30 22:19 * edit *
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