らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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本間下の城 (南佐久郡小海町千代里)  

◆その存在を主張する単郭の物見砦◆

ラーメン屋の店主も山城も「黙して語らず」がイイ・・(笑)

麺屋たち花麺屋たち花(千曲市戸倉) 「つけ麺大盛り900円」~不器用でスミマセン的な店主も味も好感が持てる。しかし「食券をお買いください」って日本語変だよね(笑)

長男に教えて貰ったのだが、「つけ麺」は大概の店ではボリュームがあるので並みが注文の基本らしい。その辺をわきまえずに大盛りを注文すると厄介な消耗戦(消化戦?)に発展するらしい・・(汗)

ラーメン談義はさておき、今回ご紹介するのは存在価値を主張する「本間下の城」(ほんましものじょう)

場所は国道141号線沿いにある「メモリアルホールみつわ」(葬儀場)の裏山にある。

本間下の城見取図①

【立地】

八ヶ岳から派生する千代里の丘陵が千曲川へ向けて落ちる崖の上に築かれている。対岸には蟻城、その先3kmに花岡城、北へ1kmで大石川烽火台がある。先日紹介した本間城は尾根の陰になり見えない。
広大な佐久平の入り口にあたる場所でもある。

本間下の城 (2)南の沢から取り付いてみたゾ。

正面登城は崖状で厳しいようなので緩い南の沢に入ってそこから急斜面を這い上がる事にした。
立木と岩場を忍者のように登るのだが、転落するとヤバイ・・(汗)

本間下の城 (1)まあ、比高100mの道無き直登は昼飯前?

本間下の城 (5)こんな斜面を登ります(笑)

【城歴】

全く不明。烽火台としての言い伝えが残る程度。

本間下の城 (9)20×23の方形の郭。

【城跡】

千曲川に向かって突き出した尾根の先を削平し、郭の背後を土塁でかさ上げして堀切一条を穿った単純な物見砦である。北の沢に下る途中に削平地(郭2)があるが小屋でもあったのだろうか。
街道の見張り、狼煙台としての機能であり軍事的な機能を持たせたとは思えない。

本間下の城 (10)北側は断崖絶壁。

本間下の城 (18)かなり埋まっている背後の堀切(上巾5m)

本間下の城 (14)南西の尾根。削平されているが往時のものか怪しい。

本間下の城 (15)郭背後の土塁。

「こんな場所にある単郭の物見なんて誰も見に来ないだろうナー」(汗)

それでも皆さまには存在を知っていただきたくアップしました(笑)

本間下の城 (32)対岸に見える蟻城と花岡城。

本間下の城 (24)大石川烽火台もその視野に入る位置である。

本間下の城 (30)郭1全景。猫の額ほどの広さしかない。

位置関係から考慮すれば大石川烽火台のスペアだったのか、またはその逆だったのかは想像の域を出ないが距離的にも密接な関係であったと思われる。


≪本間下の城≫ (ほんましものじょう)

標高:907m 比高:105m 
築城年代:不明
築城・居住者:不明
場所:南佐久郡小海町千代里
攻城日:2013年12月8日 
お勧め度:★★☆☆☆
城跡までの所要時間:15分 駐車場:パチンコ店の廃屋に駐車。
見どころ:堀切、土塁
注意事項:どうしても見たい方は沢を詰めるのが安全。
参考文献:「信濃の山城と館①佐久編 宮坂武男著」
付近の城址:本間城、大石川烽火台、蟻城など

ooisikawa (11)大石川烽火台から見た本間下の城とその周辺(※この写真は2011年7月に撮影したもの)

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Posted on 2013/12/11 Wed. 21:26 [edit]

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