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らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

0816

ダムスタンプラリー2018 完走  

◆もはや何のテーマか分からぬ乱心をご容赦願いたい・・・(笑)◆

「熱し易く冷めやすい」をモットーにブログを運営しているが、正直なところ、山城でこんなに記事が続くとは思ってもみなかった・・。

最近は山城から離れゆく心を引き留めるために「艦船プラモ」とか「なんちゃってダムマニア」とか脱線しまくり。

ダムも適当にやろうと思っていたところ、先日(7/29)の裾花ダム見学会で、「ダムスタンプラリー2018 長野県電気事業60周年記念」なんて台紙をもらってしまい、「いくぞ、やるぞ、おー!!」って感じになっちゃいました・・・(笑)

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高遠ダムと高遠さくら発電所の表紙。動機はこの表紙で充分です・・・。

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どうやら最南端は下伊那郡中川村の片桐ダム。ここのスタンプが飯田市だと気づいたのは後の祭りでした・・・。

奥裾花ダム、裾花ダム、湯の瀬ダムの三ヶ所でスタンプ押しちゃったら、残り八カ所、行くしかありません。

長野県が南北に広いなんてことは、山城探訪で重々承知しているのに、11ダム完走の記念品は「スペシャルカード贈呈」と銘打った長野県企業局の罠にはまるとは情けない・・(汗)

それでは、残り八カ所のダム巡礼をダイジェストでご案内しましょうか。

【高遠ダム】  

所在地:長野県伊那市
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:テンダーゲート×3門

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高遠城址公園をお尋ねの際は是非ともお寄りくだされ。

【美和ダム】

所在地:長野県伊那市 ※高遠ダムの上流のダム
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:オリフィスラジアルゲート×2門 クレストラジアルゲート×1門

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ダム湖の美和湖は水上バイクで賑わっていました。

【箕輪ダム】

所在地:長野県上伊那郡箕輪町
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:鋼製直線多段式 3段ローラーゲート×1門 ホロージェットバルブ×1基

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忽然と城壁の如く現れるダムに酔いしれる醍醐味。

【味噌川ダム】

所在地:木曽郡木祖村
型式:ロックフィルダム
ゲート:摺動式ラジアルゲート×1門

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今回のスタンプラリーでは唯一のロックフィルダム。

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奥木曽湖と呼ばれる美しいダム湖。

【横川ダム】

所在地:長野県上伊那郡辰野町
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:鋼製直線多段式 3段ローラーゲート×1門 ホロージェットバルブ×1基

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横川渓谷を辿ると日本最高所の楡沢山城に繋がるのだが、このルートはまさに秘境でありお勧め出来ない。

【片桐ダム】

所在地:長野県下伊那郡松川町
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:ジェットフローゲート×1紋ホーロージェットバルブ×1基

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中央アルプス念丈岳の松川渓谷に建設されている。

【小渋ダム】

所在地:長野県下伊那郡中川村・松川町
型式:アーチ式コンクリートダム
ゲート:ローラーゲート×2門 ラジカルゲート×5門 ジェットフローゲート×1門

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カメラに収まらないアーチ式ダムは3軸のアーチを組合わせた設計だという。曲線美に魅了される。

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小渋湖。近くには武田信玄ゆかりの小渋湖温泉があり、大鹿村へも3kmほどで行ける。

【菅平ダム】 

所在地:長野県上田市
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:クレストゲート×2門 ローラーゲート×1門

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菅平高原の入口。第一次上田合戦で有名な神川(かんがわ)の上流にあるダム。戸石城の麓を流れる川でもある。

【完走記念品】

今回の「ダムスタンプラリー 2018」の最終ゴールは「菅平ダム」または「高遠さくらホテル」(高遠ダム)。
小生は地元のダムが菅平ダムなので、ゴールテープは菅平ダムの管理事務所であった。完走順位は微妙な57位・・・(汗)

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アルクマダムバージョンダムカードと高遠さくら発電所カード、それに5ダムでもらえるダムポストカード。

企業局の方のお話だと、今回のスタンプラリーは、やはり県外のダムマニアの完走が多くて、中には泊まり込みで11ダムを制覇した猛者もおられたとか。ダムカード収集も500枚を超えている方も参加していたようで、あたしゃ足軽以下でございます・・(笑)

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費やした時間と燃料代と人件費の結晶がこちらです・・・(爆) ※全てダムカードゲットだぜ!

長野県で開催したのですが、長野県の方の参加者は少ないようで、これは山城探訪と同じ傾向があるかと・・・・(汗)

せっかくなので、戦利品を皆さんにお披露目しましょう。

●アルクマ(ダムバージョン)

アルクマダム1


アルクマダム2

●高遠さくら発電所

さくら発電所1

さくら発電所2

●完走の感想 (ってダジャレかい!)

長野県は広いという事を思い知らされました・・・(って、肝心のダムの感想はなしかい!)

また来年も参加したいと思います。こんどは入賞するぞ!!おーっ!!(爆)




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Posted on 2018/08/16 Thu. 09:02 [edit]

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裾花ダム見学会 その3  

◆投資回収とメンテナンスのコストで敬遠される水力発電◆

次に向かったのは、裾花ダムの下流の地下発電所。

当初の目的は、裾花ダムを下流側から撮影する為の寄り道だったのだが、係員の方も誘導してくださったので地下発電所見学へ。

裾花ダム① (37)
こんな場所に地下発電所への入口があるとは・・・。

裾花ダムは「治水」「発電」「上水道」に利用する多目的ダムとして昭和39年に着工し、昭和44年に6年の歳月と33奥円の費用を掛けて完成。

発電に関しては安定した電力を地域社会へ供給することを目的としている。
ダム直下の裾花発電所において最大出力14,600kWの発電を行うため、洪水期には、標高545.5Mから標高537.5mの間の2,500,000㎥の容量を利用し、非洪水期には標高560.0mから標高537.5mの間の9,200,000㎥の容量を利用し、最大18.0㎥/sの取水によって発電を行います。

裾花発電所1
地下発電所の場所。

裾花ダム① (23)
係員の方の案内で約200mの地下通路を歩く。通年平均20℃ぐらいなので、酷暑の今年には涼しい・・・(笑)

裾花ダム① (27)
水力発電の仕組み。水流の落差で下部のランナーを回し発電機のローターで発電する。

裾花ダム① (24)
ランナーは定期的に点検を行いリビルトしたスペア部品と交互に使用するという。エコだよね。

裾花ダム① (30)
発電機の最上部の励磁装置。

裾花ダム① (28)
階下に降りる事は出来ないが、上部から見下ろしても分かるように説明書きがある心配りは嬉しい。

裾花ダム① (29)
発電機の制御は全て油圧式。

裾花ダム① (31)
建物の天井には巨大な点検用・部品交換用のクレーン装置。天井が高いのは発電機が縦置きの為だと言われ納得。

裾花ダム① (33)
ガキの頃、外国ドラマで見たタイムマシーンの装置はこんなトンネル仕様だったように記憶している・・・(笑)

年に何回か裾花ダムの常用洪水吐から放流があると、ここの発電所はミストで真っ白の世界になるが、泥を含んだミストなので浴びると茶色になり発電所勤務の人々はかなり迷惑しているという・・(汗 )そんな裏話も聞かせていただき感激。

裾花ダム① (36)
険しい渓谷に造られた裾花ダムゆえ、直下までの道路は造る事が出来なかったという。

ここのダムの見学会の最大の収穫はズバリ非売品「川中島の水」。

非売品なのになぜか「モンドセレクション受賞」というミネラルウォーター。小生もその存在は知っていたが、災害発生時に配布する備蓄水なので世間に出回る事はまずない。

係員の方にこの水の事を聞くと、川中島の地下水を汲み上げて製品化しているのでかなり美味しい水なのだという。
菅平ダム(上田市真田町)の下流にある石舟浄水場の水も製品化したが、こちらは河川水をろ過しているだけなので、地下水のまろやかさにはかなわないらしい。

さりとて、備蓄している水にも保管使用期限があるので、イベントの時に無料配布しているのだという。

まあね、ちょっとネーミングが「川中島の水」だと「川中島の戦い」の怨念が沁みていそうで・・・(笑)

「飯縄権現・からす天狗のご神水」なんてのはどうかしら・・・もっと怪しいか・・・・(爆)

湯の瀬ダム (14)
しばらくは我が家の家宝でございますw




【湯の瀬ダム】

今回の見学会の最後は「湯の瀬ダム」。

実は見学する予定など無かったのだが、裾花発電所の係員の方に「下流の湯の瀬ダムも見学してもらうと景品が貰えますよ」と言われて、浅ましい物欲に勝てず寄り道してみた。

湯の瀬ダム (4)

●ダムデータ

所在地:長野県長野市小鍋
河川名:信濃川水系裾花川
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:クレストゲート×3門 放流口ゲート×1門
堤高・堤頂長:18.0m・140.0m
総貯水量:33万㎥
管理者:長野県企業局
本体着工/完成年:1967/1969年

湯の瀬ダム (2)
操作パネル。モニターとクレスゲート3門の開閉機能。

ここの管理事務所は普段は無人で川中島にある企業局から遠隔操作しているという。緊急事態が発生した時のみ、管理事務所に来てクレスゲートの開口作業を行うという。

湯の瀬ダム (1)
ダムコンに演算させるよりクラウドコンピューティングの時代なのは確かか・・・(汗)

湯の瀬ダム (12)
堤頂部から管理事務所方面。

湯の瀬ダムは、上流の裾花発電所の放流水を貯水して下流に一定流量を放流する逆調整池です。また、長野市の上水道の取水池としての供給源としても機能しています。

湯の瀬ダム (10)
湯の瀬ダムから下流方面。

湯の瀬ダム (7)
湯の瀬ダムの放流ゲート。

裾花ダム見学会のレポート、如何でしたでしょうか?

毎年夏休みのこの時期に、長野県企業局の管理するダムは関学会を実施しているそうです。

小生も戻れるのなら、小学生の頃に戻って見学会に参加して見たかったなあー。

もしかしたら、「城」のスイッチじゃなくて「ダム」のスイッチが先に押されたかもしれません・・・(笑)



湯の瀬ダム (9)
非常用裾花ダムが非常用洪水吐のゲートを開けたら、クレスゲートを開けっ放しにするしかないそうです・・そりゃそうでしょうネ。

Posted on 2018/08/06 Mon. 22:56 [edit]

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裾花ダム見学会 その2  

◆結果論では語る事の出来ない緊急放流の判断の難しさ◆

冬場の山城シーズンに備えて二ヶ月前から毎朝4~5kmのジョギングが日課となった。出勤前にシャワーを浴びるのだが、汗が止まらず閉口・・・。平面の横移動のトレーニングが四乗の負荷のかかる縦移動の山城攻めに効果など期待できないのだが、ただデブ化しているよりはマシかと・・・(笑)

さすがにこの二日間は熱帯夜が続いているので、仕事への影響もあるのでジョギングは自粛した。

今回ご案内するのは、裾花ダム見学会の第二章で、裾花ダムと下流の発電所。

裾花ダム① (6)
長野県で一番古いダムながら、アーチ式を採用した美しさは今も健在である。

【裾花ダムのデータ】

所在地:長野県長野市小鍋
河川名:信濃川推計裾花川
型式:アーチ式コンクリートダム
ゲート:コンジットゲート×2門(常用洪水吐)
     クレストゲート×2門(非常用洪水吐)
堤高・堤頂長:83m・211m
総貯水量:1,500万㎡
管理者:長野県
本体着工/完成年:1964/1970

裾花ダム① (10)
裾花ダムのダム湖。

裾花ダム① (11)
ダム下流には副ダム、その先に裾花発電所。

長野県営のダムでは唯一のアーチ式コンクリートダムで、裾花川総合開発計画により設計された多目的ダムである。

平成7年7月11日から12日にかけて発生した長野県北部豪雨は甚大な被害をもたらし、長野市街地においては裾花川の洪水により長野県庁も浸水被害の一歩手前まで追い詰められ緊張が続いたが、奥裾花ダムと裾花ダムの連携により流入量を軽減して放流して、市街地を氾濫による災害から守った。

裾花ダム① (13)
赤色の橋は裾花大橋。

裾花ダムも見学会の参加者が多く駐車場もほぼ満車なのでびっくりした。

ド素人の小生にマンツーマンで裾花ダムの概要を説明して頂いた職員の方には重ね重ね感謝でございますw

「非常時には県知事判断でのゲート放流」というルールがありますが、一刻を争う場面ではいちいち県知事がダムに来るわけではないので、現場の判断に委ねられる。なので常に最悪を想定したシミュレーションに対処する方法を考えています」・・・この人たちなら命を預けても安心である。

裾花ダム① (15)

裾花ダムは奥裾花ダムよりも古いので、ダムの内部にトンネル通路は無く、「キャットウォーク」と呼ばれる壁面の通路でゲートや設備の管理が行われる。

裾花ダム① (7)
ダム操作室(2F)のある管理事務所。展示説明はこの事務所の2Fでした。

今宵はここまで。次回は裾花発電所ということで・・・。





Posted on 2018/08/02 Thu. 22:24 [edit]

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裾花ダム見学会 その1  

◆自然の猛威に対して絶対の防御システムでは無いダムを理解する◆

西日本の豪雨災害に際してましては、被害を受けられた被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。

今回の災害では愛媛県の野村ダム、京都府の日吉ダムの緊急放流が洪水被害を拡大させたとして、かなり厳しい意見が述べられている。

そんな最中の7月28日・29日に裾花ダム見学会を敢えて開いた長野県企業局の勇気ある決断には敬意を表したい。

そしてダムの役割は「防災」ではなく「減災」という新たな認識を持つべくその見学会に参戦してきた。(ヒマ人の言い訳か・・)

奥裾花ダム (39)
裾花川の源流に建設された奥裾花ダム。(長野市鬼無里 1980年完成)

小生も知らなかったが、毎年夏休みのこの時期に開催しているというダム見学会。土・日の開催は今回が初めての試みだという。


【奥裾花ダムのデータ】

所在地:長野県長野市鬼無里(きなさ)
河川名:信濃川水系裾花川(すそばながわ)
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:コンジットゲート×1門
     クレストゲート×2門
堤高・堤頂長:59m・170m
総貯水量:540万㎥
管理者:長野県
本体工事/完成年:1972年/1980年

奥裾花ダム (1)
先日の豪雨で流木留めのフェンスを越えて滞留している流木。大きい樹木はクレーン車で吊り揚げて撤去するのだという。

奥裾花ダム (8)
ダム湖。

奥裾花ダム (6)
ダムの下方には発電所が2基あり、奥が最近増設された新しい発電所。

奥裾花ダム (7)
ダムの頂部。(長さ170m)

【ダム操作室とダム内部の見学】

ダム見学会ではふだん見る事の出来ない場所を見学させてもらえる。そこが嬉しいし、ダムに親しみを感じる瞬間である。

ブラタモリで紹介された黒部ダムには遠く及ばないが、「オラー、わくわくすっどー!!」(野沢直子の物まねで・・・・笑)

奥裾花ダム (15)
管理事務所二階にある操作室。反対側には巨大な「ダムコン」と呼ばれる放流制御コンピュータが2基設置されている。

奥裾花ダム (14)
奥裾花ダムから裾花ダムまでの下流には21カ所のサイレン警報施設があり、緊急放流の際にはここから操作発令を行うという。

ダムの内部には地震計が「頂部」「中間」「底部」の三ヶ所設置され手万全を期している。

奥裾花ダム (17)
頂部の地震計

奥裾花ダム (19)
ダム内の通路。小生の背丈が182なので200ぐらいの高さであろうか?

ダムの中央の洪水吐(コンジットゲート)は油圧式のラジアルゲート。ふだんは貯水池地から発電所経由で下流に放流しているのでゲートが開く事なないが、大雨や雪解けで通常の水量よりも多くなった時に水量調整のために開く。
※「洪水」(こうずい)というと河川が溢れる溢れるイメージだが、河川用語では通常の水量を超える状態を「洪水」と呼ぶ。

なので、この中央の洪水吐(こうずいばき)は「常用洪水吐」とよばれダム設計時の想定内の水量を調整するために開閉するが、想定外の水量でダムの上を乗り越えて溢れるのを防ぐのが「非常用洪水吐」。

奥裾花ダム (40)


今回西日本の豪雨災害で問題とされているのは、二ヶ所のダムがこの非常用洪水吐を開けて緊急放流した際に下流域に対して事前の通知が遅れ、結果として非難に充分な時間が確保されなかった為に住民が逃げ遅れ災害を拡大させたのではないか、という点である。

行政側を言語するつもりはないが、非常用洪水吐を開けなければダム自体が決壊してしまい想像できない被害が生じる事を考えた場合には、やむを得ない措置だったと思うが、当時の事実をしっかりとj検証して公表いただき教訓として次に生かして欲しいと考える。

奥裾花ダム (22)
常用洪水吐の中央ゲートを上部より撮影。放水量を開口操作において「cm」単位で調整するのだという。

奥裾花ダム (27)
中央洪水吐ゲート操作の装置。何故か「エイリアン コヴェナント」の場面を思い出す・・・(笑)


奥裾花ダム (29)
中央洪水吐の点検をするためには誤って放流しない為に予備ゲートを閉める。その為の制御装置。

奥裾花ダム (32)
中央洪水吐ゲートから発電所を撮影。見学会ならではの撮影スポット。

奥裾花ダム (33)
正面に見える岸壁工事は最近の崩落事故の修復。この辺りは毎年のように自然災害が発生し奥裾花自然園は通行止めのままだ。

奥裾花ダム (34)
雪解けの春先には矢印のラインまで水面が上がるそうです。

【過去に一度だけ開いた非常用洪水吐】

企業局の方の説明では、過去に一度だけ非常用洪水吐を開いた・・それが平成7年7月11日の長野県北部豪雨災害であった。

係員の方は「平成のセブンイレブン豪雨災害」として語り継いでいるそうで、ダム決壊の危機に瀕した緊迫の状況の中で、当時の長野県知事の指令により非常用洪水吐から放水した。

この時は、下流の裾花ダムとの連携により、裾花ダムは非常用洪水吐の放水をギリギリまで耐えた為に長野市内の浸水による被害は辛うじて逃れる事が出来たという。素晴らしい英断だと思います。

奥裾花ダム (41)
鬼女紅葉伝説の里を流れる裾花川の源流。

今宵はここまで。次回は裾花ダムということでご容赦くだされ・・・(笑)


Posted on 2018/08/01 Wed. 21:49 [edit]

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馬曲温泉 「望郷の湯」  

◆戦士の休息◆

先日、某ローカルラジオ局のパーソナリティが木島平村にある馬曲温泉のソフトクリームが絶品と言っていた。

春先に収録された某ローカル地方局の地元グルメナビで、飯山の富倉蕎麦を美味そうに食レポしていた。

日帰り温泉とグルメレポートを兼ね、家人を唆して 「いざ北信濃!!」(笑)

【馬曲温泉】 (まぐせおんせん)

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飯山市の国道117号線から右折し、県道38号線に入り千曲川に架かる「綱切橋」を越えて「馬曲温泉」の道標の案内通りに県道354号線をひたすら北東に進むと鄙びた日帰り温泉施設辿り着きます。

利用料金は510円で、内湯と露天風呂に入れて、公民館の大広間のような休憩場も無料で利用出来ます。内湯と露天風呂は全く別の場所なので、内湯で体を洗い露天風呂に移動して景色を楽しむのが良いでしょう。

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手打ちそばや定食類も揃う食堂。お土産の種類も豊富だ。

この馬曲温泉、実は2015年12月に信濃先方衆の平沢城攻略後に訪れているだが、その時は平沢城の全景の写真撮影のみで利用していない・・・(汗)

まあね、その時に快く敷地内に入って写真撮影を許可してくれた方々への感謝の意も込めて今回の訪問となった。
往時のレポートは⇒2015北信濃の山城納めをご参照ください。

●平沢城の説明板はこの場所にある

ここからは露天風呂に入りながら平沢城の全景が見える。こんな贅沢な山城マニア向けの温泉は、他に狐落城の堀切が観察できる「びんぐしの里 湯さん館」(埴科郡坂城町ぐらいであろうか。

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馬曲温泉の温泉施設の中に立つ平沢城の説明板。

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2015年12月の馬曲温泉よりの写真。

平沢城①
上の写真を拡大すると堀切や郭が遠目でも良くわかる。

残念ながらまだ記事にはしていないのだが、平沢城は結構技巧的な山城で、近くの犬飼山城と共に木島平村を代表する山城である。険しい山尾根にあり、麓からのアプローチ方法が結構大変なのだが、林道走破が可能な車両をお持ちであればトライして欲しい。

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2018年6月の撮影。

●露天風呂

上下二段の湯船にゆったり浸かりながら、平沢城や高社山、その先の飯山市街地などがご覧いただけます。

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男湯の脱衣所。この先の撮影は軽犯罪法に抵触するので悪しからず・・・(笑)

●ソフトクリームは隠れた逸品と評判

ここのソフトクリームは300円。が、しかしその味はミシュラン三ツ星に相当すると評判である。

では、実食!!

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何の変哲もないソフトクリームなのだが、カウでモウなかすかな甘さ(チョッと何言ってんだかわかんない・・・・笑)

木島平村の牧場で育った牛の搾りたての生乳100%で構成されているという。なので、ここでしか味わえない幻のソフトだとか。

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温泉に入らなくても入場口の売店で販売していますw

皆さんも、北信濃にお越しの際は「馬曲温泉 望郷の里」に是非お越しくだされ・・・!!




【富倉そば】

今回食べたお店が正統派なのかは別として、小麦粉の代りにヤマゴボウをつなぎとした幻の蕎麦といわれる「富倉そば」を食べたことが無い。

それでも「信州人か!!」とお叱りを受けそうなのだが、信州人=そば通(「または毎日の主食がソバ」という都市伝説は止めて欲しい・・・汗)というのは、ご勘弁願いたい。

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感想は? 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

せっかくなので、名物「笹すし」も注文してみた。

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「感想は?」 「御馳走様でした!!」(注 元気よく・・・・笑)

富倉そばを食べながら、2015年5月に探訪した其の名のルーツの富倉城を思い出した。

あの時は酷い藪の中をむさ苦しい中年男が2名、訳の分からぬ雄たけびをあげながら、カプサイシンスプレーを撒きながら山城を探訪していました。

「機長、逆噴射です!! 安全装置が外れてます!!」

機長の自爆だけで、実のところ巻き込まれずに良かった・・・(笑 師匠、ゴメンナサイ・・・笑)




Posted on 2018/06/03 Sun. 21:48 [edit]

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城主からのご挨拶

地域別攻城戦記

諸国在住の皆さまのありがたき進言

もののふ入城者数

在城中の「もののふ」

攻城戦記年表

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