らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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利休にたずねよ  

◆時系列を遡ると真実に突き当たる手法◆

長編小説を読むには、それなりの覚悟が必要になります。

その1:本を購入するという勇気

その2:読書時間をスケジュールに組み込むという勇気

その3:寝るときに読むと、照明の点けっ放しで睡魔と戦う勇気

その4:ヨダレという染み跡がついてしまい、ブックオフに売れなくなるというリスク

その5:読むのを中断すると、ストーリーが想い出せないという認知症への恐怖

参考出典:らんまる家の長編小説読破における諸法度(1990年施行)より~(笑)

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千利休の人生にスポットを当てて、時系列を遡る手法は斬新だ。

秀吉と対峙し死を命ぜられても、おのれの美学を全うする利休の真骨頂に秘められた過去とは・・・。

二日間で読破したのは異例だ(笑)

利休に尋ねたいのは

「美学の根底にある高麗の女人に対する想いは 成就出来たのか???」

戦国時代の好きな方はもちろん、利休の名に心当たりのある方には是非読んでいただきたい傑作である。

※参考:作者の山本兼一氏は「火天の城」で松本清張賞を受賞した作家であり、この作品で第140回直木賞を受賞した希代の小説家です。

Posted on 2011/02/22 Tue. 22:23 [edit]

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信州の古城  

◆生涯で忘れない我が師の恩◆

らんまるの手元には「探訪 信州の古城 -城と古戦場を歩く-」という一冊の本があります。

2007年11月に郷土出版社から刊行された定価9,975円の本です。

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2年前から信州の中世城郭に興味を持ち、その世界に入るバイブルとしては絶対的な価値のある本でしたが、書店を回ってもソールドアウトで、古本としてもほとんど流通していませんでした。

当時、私の会社の社長は日本史の権威で、山城ヲタクの小生とも気さくに話しをしてくださいました。

「この本探しているのですが、手に入れるのが困難でして・・・」

社長は気の毒そうに私の話を聞いていました。

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2年前の12月のとある日に社長に呼び出されて部屋に入りました。

「○○君、古本屋の伝手を辿ったら一冊あったので君にプレゼントするよ」

夢にまで見た本がそこにありました。

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このご恩は生涯忘れ得ぬものとなりました。

しかし、「ご恩と奉公」という鎌倉幕府のスローガンに縛られています(笑)

「君が山で遭難しても会社に保険金が入る傷害保険に入るように・・・」

冗談とも判別できない命令に戸惑いを隠せない自分ですが、「我が師の恩」には違いない・・・(爆)

Posted on 2010/12/06 Mon. 22:40 [edit]

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小太郎の左腕  

◆謹賀新年◆

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

連日の雪で年末年始の攻城はあきらめました(笑)

休肝日ということもあり本を読んで過ごした昨日ではあります。

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【序章】
少年が、
左構えの銃を手にした瞬間、世界は変わる。
一五五六年。
戦国の大名がいまだ未成熟の時代。
勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、
もはや開戦を避けられない状態にあった。
後に両陣営の命運を握ることになる
その少年・小太郎のことなど、知る由もなかった――。

【所感】

以前に紹介した「のぼうの城」の作者である和田竜の第二弾。
この作者の戦国武士の死生観には共感を覚えます。

最強の鉄砲集団である雑賀衆(さいかしゅう)のDNAを受け継ぐ小太郎を中心に、戸沢家の猛将「林半右衛門(はやしはんえもん)と敵対する児玉家の武辺者「花房喜兵衛(はなぶさきへい)の武士同士(もののふ)の攻防戦で物語が進みます。

「人並みになるとは、人並みの喜びだけではない、悲しみも苦しみも全て引き受けるということだ」

衝撃のラストと読み終えた後の爽快感は、やはり前作と共通する和田竜ならではの世界です。

Posted on 2010/01/03 Sun. 10:35 [edit]

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哄(わら)う合戦屋  

★柳の下に二匹目の泥鰌はいるのか★

こんばんは。

昨日はこの小説の舞台を訪ねて松本方面の山城三ヶ所を訪問してきました。
中信地方でも名だたるスケールの山城なので帰宅したのは夕方5時過ぎ。
家人にはクマに襲われたと思われていましたが・・(笑)

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Posted on 2009/11/29 Sun. 19:55 [edit]

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のぼうの城  

◆石田三成二万の軍勢にたった二千で立ち向かった男が、いた◆

~2009年本屋大賞第2位受賞作~

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時代・歴史小説って覚悟を決めて読まなきゃいけないような気がしますが、この小説は時間を忘れてイッキに読めるお勧めの作品です。

あらすじ:
時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
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Posted on 2009/07/26 Sun. 15:49 [edit]

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城主からのご挨拶

地域別攻城戦記

諸国在住の皆さまのありがたき進言

もののふ入城者数

在城中の「もののふ」

攻城戦記年表

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